林 裕子
木の香りに包まれる家 家族が主役になる家づくり
「休みの日はもったいないから家で過ごそう」
そう言ってもらえる家族と共にある心地の良い住まいを、
細やかな気配りと共に提供したいと思っています。
家族にとっての「ハレの間、ケの間」
家族のあり方、家での過ごし方が変化し、昔ながらの家にとって一番快適な場所にあった応接間、和室の続き間のある客間などがなくなってきました。食事を中心として家族が集まるキッチン&ダイニング、また忙しい日常を振り返り共に過ごすリビング空間が、家族の絆を結び、各々の気配を感じ包み込むような家族にとって中心的な空間に変化してきました。木の温かみ、漆喰や土、石などの自然素材の豊かさを肌で感じ、太陽の恵みを取り入れ、風が通る空間が求められてきています。
家族の心の「ハレ」を共有できる場
集まりたくなる場を家族にとっての「ハレの間」。とここで名し、快適な「ハレの間」作りを提案していきたいと思っています。また「ハレの間」が快適に過ごす場所となるために、生活の基盤を支える場をここでハレの間を支える「ケの間」とし、細やかな提案をしていきたいと思っています。忙しい昨今、生活のベースを支える場に、時短を考慮した心配りがないと、なかなか快適に過ごせません。
生活をより時短にする工夫
無理のない生活動線、役割にあった収納、沢山収納するのではない収納力の提案。など生活を支える「ケの間」の提案を、可愛さやスマートさも交えながら、ご家族各々に合わせてしていきたいと思っています。
林 裕子
1971年生まれ。游・空間デザイン室代表。
日本大学生産工学建築工学科卒。藤木工務店倉敷支店にて数寄屋建築などに携わる。2000年に游・空間デザイン室設立。
趣味
子供たちと過ごす時間を大切にすること。手を動かしてモノ作り。生活、食を楽しむこと。美術館巡り、建物探訪。写真etc.
設計で大切にしていること
・家族が集まり、家を楽しむことができる空間作りを心がけています。
・木の温かみ、漆喰や土、石などの自然素材の豊かさを肌で体感でき、生活の細部まで心配りが出来るような建物づくりを目指しています。
これまでの設計
海陽町まぜの丘住宅コテージⅠ、文具屋一哉、テニスショップのある木の家、美容室meet etc.