システム見学会開催


6月20日、6人の「木の家設計家」を対象に徳島県木の家づくり協会5つの産直住宅システム研修会が行われました。

この日見学させていただいたシステムは阿南市ゆたか野展示場にある「那賀川すぎ共販協同組合」と「TSウッドハウス協同組合」。

まず「那賀川すぎ共販協同組合」モデル展示場を訪れました。

那賀川すぎ共販にて

那賀川すぎ共販は樹齢50歳~60歳の良質な「徳島すぎ」を伐採してつくられたセーフティボードを使った「板倉の家」。
天然の無垢板がふんだんに使用されています。
このモデル展示場では、お客様に、土・日の宿泊体験ができます。特に熱心な方には季節ごとの「板倉の家」の良さを知っていただくために、今頃の梅雨時期と冬の2回に渡っての宿泊体験をすすめているそうです。

その次に訪れた「TSウッドハウス協同組合」。

TSウッドハウス協同組合にて

こだわりは、「地域性の伝統の中で培われてきたスギ材の供給システムと「木のことを知り尽くした造り手(大工)による家づくり」。
TSは木を伐採する切り旬(8月~3月)を守っているそうです。秋には伐採ツアーを開催し、お客様に徳島すぎの現場を体感していただいています。木の家の良さは「調湿性」「開放感」「やわらかさ」「蓄熱」「膝にもやさしい」などたくさんあります。

この日訪れたシステムでは、窓を解放して、研修会がすすめられました。心地よい風を感じながらの研修でした。学び多き一日となりました。


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