東日本大震災では、岩手県・宮城県・福島県の3県で約1万3千戸(全戸数に占める割合25.6%)の木造の応急仮設住宅が建設されました。この中で、筑波大学の安藤邦廣教授たちが提案した「板倉の家」仮設住宅が、2011年夏までに福島県で200戸建設されました。「板倉の家」の特徴は、杉の厚板で、床、壁、屋根を構成し、堅牢で耐久性があり、断熱性と調湿性に優れています。

また、福島県で200戸の仮設住宅を建設するには、しっかりと乾燥された杉の厚板が必要となり、かねてより「板倉の家」の木材供給の拠点であった「那賀川すぎ共販協同組合」の部材が供給されました。

「板倉の家」仮設住宅の建設は、木造でありながら仮設住宅に必要な建設コストと短工期をクリアーし、環境にやさしく、被災者の住み心地にも配慮した仮設住宅として各メディアでも大きく取り上げられました。

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